SNSで個人情報が流出する原因は?
3つの対策についても解説![企業向け]
目次
近年、マイクロソフト社が運営しているビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」の5億人を超える個人情報の流出があり、世界的にセキュリティ対策が懸念されています。
脆弱性を衝いたサイバー攻撃による個人情報流出だけに留まらず、無意識に情報を発信して悪用されるケースも珍しくありません。
本記事では、SNSで個人情報が流出してしまう原因とその対策について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
企業向け!SNSから個人情報が流出することの危険性と対策は?
企業にとって、SNSから個人情報が流出するということは、信用問題だけに留まらず場合によっては訴訟問題にまで発展する危険性があります。
そのため、ブランディングや集客・売上アップを目的にSNSを活用している企業は、セキュリティ対策を意識しながら運用しなければなりません。
悪意を持った第3者によるサイバー攻撃は、現代においてリスクとして捉える必要がありますが、セキュリティ対策によって予防することも可能。また、企業にとって、個人情報は「宝」であり、財産ともいえるでしょう。
企業がSNSを運営する際は、複数の従業員が同アカウントで運用するケースもみられます。そのため、企業が取るべきSNS運用の対策としては、下記の2つが挙げられます。
- 従業員別にログイン情報を管理する
- 社外秘を徹底する
企業にとって、個人情報は財産ともいえます。また、その個人情報がSNSから流出するということは、社会的信用を失い倒産に追い込まれる危険性と隣り合わせだと認識すべきです。
SNSから個人情報が流出する原因とは?企業が取るべき3つの対策ポイントを解説!
次に、SNSから個人情報が流出する原因と、企業が取るべき対策について解説していきます。
企業が運営するSNSから個人情報が流出する原因は?
SNSから個人情報が流出する原因は、2つ挙げられます。
- 従業員が企業内情報をSNSで発信する
- 外部からのサイバー攻撃
企業全体として、従業員の情報管理は怠ってはいけません。
その理由は、無意識に企業内情報を、SNS発信している従業員もいるため。特に、認識の甘い従業員が、つい同僚の個人情報をSNSで流出してしまう危険性もあるため注意しましょう。
また、企業が運営するSNSのログイン情報は、関係者以外知り得ることのないよう厳重に管理しなければなりません。
企業が取るべき3つの対策ポイント!
それでは、企業がSNSからの個人情報流出を予防するためには、どのような対策を取ればよいのでしょうか。ポイントとしては、下記の3つが挙げられます。
- SNS運営における個人情報の取扱いに関する教育を徹底する
- 企業が運営するSNSアカウントを組織的に管理する
- 複数のデバイスと連動させず固有のデバイスのみで運用する
業態によっては、テレワークやIoTの導入などによって、SNSのセキュリティ教育や管理が困難な企業もあることでしょう。しかし、個人情報が流出してしまっては、大きな問題になりかねません。
SNSの特性上、1度拡散されると半永久的に残ってしまうため、大惨事になる前に対策することは重要なポイントです。
まとめ:SNSで個人情報が流出しないようしっかりと対策しよう!
今回は、SNSで個人情報が流出する原因や対策、そして企業にとっての危険性などについて解説してきました。
従業員のうっかりした言動や外部からのサイバー攻撃だけでなく、何気なくSNS発信した後の悪用転載など、さまざまな危険性が課題として残ります。
また、SNSで発信したテキストや画像から個人情報が特定される恐れもあるため、本記事で紹介した対策は実行すべきです。そうすることで、SNSから個人情報が流出する危険性を避けることができるでしょう。