ECサイトのコンバージョン率を意識しよう!
目安と改善方法を解説!
目次
ECサイトを運営するにあたり、PV数ばかりに気を取られている運営者もいることでしょう。
考え方として間違いではありませんが、ECサイトで重要なポイントはコンバージョン率。そもそも、ECサイトにおける最終的なゴール地点は、商品を購入してもらうことです。
本記事では、ECサイトのコンバージョン率の目安をテーマに解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
コンバージョン率とは?ECサイトにおける目安を解説!
ECサイトを運営するなら、コンバージョン率の目安を知ることは重要なポイントです。まずは、コンバージョン率とは何なのか?詳しくみていきましょう。
コンバージョン率とは?
アクセスしたユーザーがどれくらいの割合で商品購入まで行き着くかを数値化したものが、ECサイトにおけるコンバージョン率です。
正式名称は「Conversion Rate」。CVRやCV率と呼ぶこともあります。数値の求め方は、非常に簡単で下記のとおりです。
コンバージョン率=商品購入者÷アクセス数
ECサイトを上手く運営するためには、必ず知っておきましょう。
数値が高ければそれだけ商品が売れる確率が高くなり、数値化されているのでECサイトを改善する際のポイントにもなります。
ECサイトにおけるコンバージョン率の目安
数値は高いほどよいのですが、平均的なECサイトのコンバージョン率は約1〜3%といわれています。
簡単に説明すると、コンバージョン率が2%の場合、100人がアクセスしたら2人が商品購入まで行き着くという計算です。
上位のECサイトでは6.25%ものコンバージョン率がありますが、まずは平均値である1〜3%を目安にするとよいでしょう。
目安をもとにECサイトのコンバージョン率を改善しよう!
前項でも紹介した通り、ECサイトにおけるコンバージョン率は重要な数値です。コンバージョン率の目安を決め、それに向けた改善方法を紹介します。
モバイル向けに最適化する
スマートフォンなどのモバイル端末が主流となっている現在、PCで商品購入をするユーザーが減っています。モバイル向けに、レイアウトを整えたり、操作性を高めたりしてモバイルユーザーを取り込みましょう。
ただし、PCサイトも疎かにせず両立することも大切です。
ECサイト大手のAmazonや楽天といったサイトは、モバイルページとPCページは別で管理されており、どちらのユーザーも見やすいように工夫されています。
大手サイトを見本として自身のECサイトを改善するのもいよいでしょう。
商品レビューを導入する
ECサイトは、目前に商品があるわけではありません。
ユーザーは商品がどんなものなか不安に思うことが多いはず。そこで、活用したいのが他者のレビューや口コミです。商品紹介だけでは、伝えられない実際に購入した方の感想が聞ければユーザーも安心するでしょう。
レビューが見られれば、商品のことがよりイメージしやすいですよね?
その結果、信頼性が高まり商品購入するユーザーの増加に繋がります。商品レビューを導入して、コンバージョン率を高めましょう。
支払い方法を増やす
ECサイトでは、現金やクレジットカード、モバイル決済など支払い方法を増やしましょう。
ユーザーによって支払い方法は変わります。代引きで商品と引き換えに現金で支払った方が安心というユーザーもいますし、ポイントが付くからクレジットカードで払いたいといユーザーもいます。
いくら購買意欲があったとしても、お金が支払いにくい状態であればその意欲はさがってしまうでしょう。
ユーザーによって支払い方法が変わり、支払いにくいほど購買意欲の減少に繋がるため、コンバージョン率が下がってしまうという認識が必要です。
まとめ:ECサイトはコンバージョン率で左右する!目安を把握して改善しよう
今回は、ECサイトのコンバージョン率の目安と改善方法をテーマに解説してきました。
ECサイトを運営するためには、コンバージョン率がいかに重要なことか分かってもらえたことでしょう。
いくらPV数が多くとも、商品購入まで繋がらなければ意味がありません。コンバージョン率を意識していなかった方は、まず目安から把握しましょう。そして、目標として自身のECサイトのコンバージョン率を決めて、具体的な対策を行う必要があります。
ECサイトのコンバージョン率についてのご相談は、ぜひノキボウ株式会社までご相談ください。