混合コンテンツが評価に与える影響は?
確認方法や改善する手順を紹介!
目次
混合コンテンツを運用している場合、SEO的にも評価に悪影響を受けるため、早急な対策が必要です。
しかし、いざ対策をするとなると、どのように対策すればよいのか分からない方もいるでしょう。
本記事では、混合コンテンツの確認方法や改善するための手順についても紹介していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
混合コンテンツがサイト評価に与える評価とは?
ここでは、混合コンテンツとは何なのか、また、評価にどのような影響があるのか解説していきます。
混合コンテンツとは?
混合コンテンツとは、同じサイトのなかで「http」と「https」が混合することです。
サイトの安全性を高めるための手段として、SSL化(暗号化)が挙げられます。サイト全体のセキュリティを高める要素でもあるため、SEOに関する評価の指標としてSSL化が求められています。
サイト評価に与える影響は?
暗号化されていない場合、悪意のある第3者からの攻撃を受けてデータが改ざんされてしまう恐れがあります。
そのため、Googleは2019年10月、混合コンテンツになっている部分をブロックすると発表しました。ちなみに、Chromeは2019年12月リリースにされたChrome79から、段階的に混合コンテンツをブロックしています。
段階的ではありますが、そのまま放置してしまうことで、Webページとして表示されない部分が出てきてしまいます。
そうなれば、ユーザーにとっても見にくく操作性の悪いWebサイトになりかねません。それに、SEO評価が大きく下がることもあるため、改善・修正は早急に対応する必要があります。
混合コンテンツの確認方法と改善するための手順は?
混合コンテンツがSEOに悪影響を及ぼすことは分かりましたよね。ここでは、混合コンテンツの確認方法と改善するための手順を紹介していきます。
確認するためのポイントを2つ紹介!
混合コンテンツの確認方法は、2つの手法があります。
- URL欄でチェックする方法
- デベロッパーツールでチェックする方法
「https」は常時SSL化対応済なので、本来はURLの左側に鍵マークが表示されます。しかし、鍵マークが表示されなかったり、「×」のついた盾のようなマークが表示されたりした場合は、セキュリティ不全として混合コンテンツと判断されています。
ただし、URL欄でのチェックでは、どこが暗号化されていないのかは分かりません。そのため、混合コンテンツの原因を追究したい場合は、デベロッパーツールと呼ばれる検証機能を使いましょう。
混合コンテンツを改善するための手順を紹介!
混合コンテンツは、Webページ内のSSL化されていない部分を修正すれば改善することができます。
改善方法の手順は、以下の流れです。
手順1 ウェブページを開いてURL欄でチェックする
手順2 デベロッパーツールで修正箇所を見つける
手順3 http通信になっている部分を「https://」に書き換える
この3ステップで、混合コンテンツを改善することができます。ただし、外部のリソースを読み込んでいる部分を修正する場合に、「https」で読み込むことができるかをチェックする必要があるので注意しましょう。
まとめ:混合コンテンツは今すぐ改善しましょう!
混合コンテンツの状態は、Webサイトにとって悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、混合コンテンツはすぐに改善すべきです。
しかし、修正方法が分からなかったり、施策しても改善しなかったりすることもありますよね。混合コンテンツに関するご相談は、ぜひノキボウ株式会社にお問い合わせください。