コンバージョン率とは?
平均値や上げるコツを紹介!
目次
Webマーケティングで重要な指標の1つにコンバージョン率があります。サイト運営を成功させるためには、コンバージョン率のことについてしっかりと理解しておかなければなりません。
本記事では、コンバージョン率をテーマに解説しています。さらに、算出方法の考え方や理想的な平均値なども紹介しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
コンバージョン率(CVR)とは?
コンバージョン率という言葉は知っていても、意味や考え方を理解していない方もいることでしょう。ここでは、コンバージョン率について解説していきます。
コンバージョン(CV)とは?
まず、コンバージョン率を理解する前に、コンバージョン(CV)の意味を理解する必要があります。直訳すると、「変換・転換」という意味ですが、そのままの意味でコンバージョン率を捉えると意味が分からないですよね。
そこで、コンバージョン率から考えてみましょう。コンバージョン率とは、サイトにアクセスしたユーザーが、運営者の意図したことを達成した割合のことです。
つまり、コンバージョンは運営者の最終的な目標を意味していますので、コンバージョン率は最終的な目標を達成した割合ともいえます。
コンバージョン率の考え方!算出方法は?
運営サイトにユーザーが訪れただけではコンバージョン率は上がりません。コンバージョンが上がるポイントは、次のとおりです。
- 運営者の意図したことの目標達成
例えば、サイトで商品を販売している場合、ユーザーが商品を購入したり契約をしたりすることでコンバージョン率が上がります。また、お問い合わせフォームから資料請求の依頼があった場合も同様です。
そして、コンバージョン率を算出するときの計算式はこちらです。
(コンバージョン数/サイトのアクセス数)×100
(コンバージョン数/広告のクリック数)×100
ここでのコンバージョン数は、商品の購入された数や問い合わせ数など、運営者が意図したことの達成数のことです。そして、アクセス数・クリック数は、サイトの訪問者数や広告のクリック数を意味します。
コンバージョン率の平均値は?目標とすべき数値も解説!
コンバージョン率の平均値や目標は、運営サイトの目的や取り扱っている内容によって異なります。
理想的な平均値は?
一般的に、小売・ECサイトのコンバージョン率の平均値は2〜3%といわれています。つまり、コンバージョン率の平均値が3%前後であれば理想的な数値といえるでしょう。
しかし、ジャンルによって平均値が異なる場合があります。いわゆるBtoBサービスはコンバーション率の平均値が高く、次のように推移します。
- 旅行・サービス・製造業:4%
- メディア・出版業:10%
このように、業界ごとにコンバージョン率の理想とする平均値が異なります。
目標とすべき数値は?
コンバージョン率の目標設定が分からないですよね。結論から申し上げれば、まずは平均値を目標とすべきです。
目標とすべきコンバージョン率の数値も、運営者が意図した最終目標によって異なります。最初から高い数値を目標とするより、まずは平均値に目標を設定し、それがクリアできたら高い数値を目標に設定しましょう。
コンバージョン率が企画全体に与える影響とは?
運営者の意図していたことが達成できない場合、原因を追究して改善しなければなりませんが、改善することによってアクセス数・クリック数が下がってしまう可能性もあります。
しかし、コンバージョン率を算出し、コンバーション率が上がるようにサイト改善を行えば、アクセス数や商品の単価がそのままでも、サイト全体の売上を伸ばすことができます。
つまり、コンバージョン率が高いほど売上などの成果も上がるということがいえますよね。それだけ、コンバージョン率が企画全体に及ぼす影響は大きいといえます。
まとめ:コンバージョンに繋げることが大切!
サイト運営の目的が、アクセス数を増やすことではなくコンバージョンであれば、コンバージョン率を上げるための改善を行い成果に繋げることが大切です。
しかし、コンバージョン率を上げるためのサイト改善は容易ではありません。 コンバージョン率の改善に関するご相談は、ノキボウ株式会社までお問い合わせください。