YMYLとは?対象ジャンルと
3つの対策ポイントを解説!
目次
2017年以降、SEO業界ではGoogleアップデートの度にYMYLジャンルが注目されています。そもそも、YMYLとは、Googleが公開している「ウェブマスター向けガイドライン(https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja)」で指定されたジャンルの総称のことです。
2020年現在のSEOにおいて、YMYLジャンルの取扱いには十分注意しなければなりません。本記事では、そんなYMYLの特徴や対策すべきポイントについて解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
YMYLの対象ジャンルとは?3つの対策ポイントについて解説!
そもそも、YMYLとは何なのでしょうか。まずは、具体的なジャンルや特徴からみていきましょう。
YMYLとは?7つのジャンルを紹介!
YMYL(Your Money or Your Life)とは、お金や健康など、我々の生活に深く関係するジャンルの総称で、Googleが正式に公表しています。具体的には、以下の7つのジャンルが指定されています。
- 時事(政治、国際問題など)
- 法律(憲法、民法、条例、公共サービスなど)
- 健康(栄養、医療、病気、緊急対応など)
- ショッピング(オンラインECサイトなど)
- 金融(投資、保険など)
- 宗教(人種、性別など)
- 就職(大学、教育など)
上記7項目をWebサイト内で取り扱う場合は、後述する対策ポイントを重視しなければなりません。
YMYLジャンルの対策ポイント3選
それでは、YMYLジャンルの対策ポイントについて解説していきます。
発信者情報を明記する
YMYLジャンルは、ヒトの生活に大きな影響を与えることから、発信者がどこの誰かをWebサイト内でしっかりと明記する必要があります。氏名や経歴だけでなく、取得資格や肩書など、発信者情報の根拠も述べておきましょう。
常に最新の情報を発信する
YMYLジャンルは、常に最新情報を発信し続けなければなりません。上記7項目は、あらゆるジャンルのなかでも情報の更新頻度が高いことから、常に情報のネットワークを張り巡らしておきましょう。
情報に対する根拠を述べる
YMYLジャンルをWebサイト内に含める場合は、根拠となる情報が必要です。具体的には、参考となった文献や資料の公開です。ただし、権威性のある参考元を記載しなければなりません。
YMYLジャンルにおけるSEOの重要ポイントとは?
そもそも、なぜこんなにもYMYLジャンルがSEO業界で注目されているのでしょうか。根本的な理由としては、次の2つが挙げられます。
- Googleによるゼロクリックの回避
- 検索エンジンの情報過多
2017年を境に、Googleは検索エンジンの方針を変更しました。その方針とは、EAT(専門性、信頼性、権威性)の低いWebサイトを除外すること。2017年以降のGoogleアップデートの内容をみれば、その傾向が読み取れます。そもそも、Google側としては、検索エンジンのゼロクリック(検索後にWebサイトを閲覧しないで直帰してしまうこと)を防止したい思惑がありました。
つまり、Google側には、検索結果の質を向上させて、ゼロクリックを回避するという目的があったということです。
そして2017年、Googleアップデートを境にSEOの範囲内でYMYLを明記し、EATの高いWebサイトを検索結果に表示させるようにしたのです。
まとめ:YMYLに関するお問い合わせはノキボウ株式会社へ!
YMYLについては、Googleでも具体的な情報が明記されているということではありません。あくまでも、我々は「ウェブマスター向けガイドライン(https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja)」で公開された情報をもとに対策する必要があります。まだまだブラックボックスに包まれた部分も多く、どのように対策すればよいのか分からないという方もいることでしょう。
YMYLに関するご相談は、ぜひノキボウ株式会社までお問い合わせください。