ヒートマップとは?
使い方や分析のポイント&おすすめツール3選
目次
自社サイトがどう閲覧されているか知りたい場合は、ヒートマップがおすすめです。
ヒートマップとは、ユーザーの反応を色で示してくれるツールのこと。Webサイトにおけるユーザーの行動分析には欠かせません。
本記事では、ヒートマップを使ったサイトの分析のやり方や、ツールの選び方を解説しています。また、厳選したおすすめツールを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてください。
ヒートマップとは?導入するメリットとデメリットを解説!
ヒートマップでは、ユーザーが取ったアクションを色で可視化できます。
例えば、よくクリックされる箇所は赤で表示されたり、どこまでスクロールされたのが明確になったりするのが特徴。まずはメリットやデメリットを知っておきましょう。
ヒートマップを使うメリットは?
ヒートマップは、ユーザーの行動がすぐに分かるのがメリットです。
ユーザーの行動が色で判別できるので、専門知識がなくても改善点が分かります。例えば、複数のユーザーが集中して閲覧している箇所は濃い色で表現され、閲覧されていない箇所は薄い色で表現されます。
分析すればユーザーをうまく誘導したり、離脱率を下げたりできるため、ヒートマップの特徴を理解して活用するとWebサイトにおける行動分析に役立ちます。
ヒートマップを使うデメリットは?
ヒートマップのデメリットは、Webサイト全体のデータが得られないことです。
例えば、Webサイト内で記事をまたがって行動しているユーザーがいた場合、ヒートマップだけでは行動を追うことができません。つまり、ヒートマップでは1ページ内での動きに絞って分析するため、サイト全体の改善点については分からないということです。
ヒートマップを利用したWebサイト改善の3つのポイントを紹介!
ユーザーの行動を把握したら、どう改善するのか明らかにしましょう。ここでは、ヒートマップの表示に応じた改善方法を紹介します。
- 熟読エリアから分かる分析
- 終了エリアから分析・改善しよう
- クリックエリアから分析・改善しよう
それでは、詳しくみていきましょう。
熟読エリアから分析・改善しよう
熟読エリアで注目するべきは、読んで欲しいのに読まれていない箇所です。
読まれない原因は、ユーザーの求める情報が書かれていないこと。つまり、記載されている内容が、ユーザーのニーズを満たしていないということです。
ユーザーがどんな情報を求めているのか分析したり、読まれない情報を削除したりして熟読度を上げる工夫が必要となるでしょう。
終了エリアから分析・改善しよう
終了エリアで注目するべきは、多くのユーザーが離脱している箇所です。
ユーザーは、自身が求める情報が書かれていないと判断した時点で離脱します。また、直帰して他のWebサイトに流入してしまう恐れもあるでしょう。離脱や直帰によってSEO評価にも悪影響を及ぼすため、ヒートマップを活用して離脱や直帰の原因を調べることも重要なポイントです。
優先度の高い情報をWebサイトの上部に持っていくなど、工夫しましょう。
クリックエリアから分析・改善しよう
ユーザーがクリックをする意図は、リンク先に飛びたいというニーズからです。
記載してある内容をさらに深く知りたい場合に、クリックして詳しい情報を得るというユーザーの行動を理解することが大切。また、クリックエリアのヒートマップ分析は、コンバーション率にも影響するため、重要な指標といえます。
もしクリックエリアにリンクが設定されていないときは、必ずユーザーが飛びたいページへのリンクを貼っておきましょう。
厳選!本当におすすめのヒートマップツール3選
おすすめのヒートマップツールは、以下の3つです。
- MIERUCA HEATMAP
- Ptengine
- User Heat
それでは、詳しくみていきましょう。
MIERUCA HEATMAP|URL数が無制限
MIERUCA HEATMAPは、初心者におすすめのヒートマップツールです。
無料で使えるプランでも1万PVまで分析でき、URL数も無制限に登録できます。
また、有料プランでも価格は月額9,800円と良心的です。
⇒「MIERUCA HEATMAP」はこちら(https://mieru-ca.com/heatmap/)
Ptengine|Webサイトの課題をスピード解決
Ptengineは、アクセス解析として優秀なツールです。
タグを設置して、たった5分で利用開始できるスピーディさは大きな魅力といえるでしょう。また、Googleアナリティクスと連携させることができ、サイト全体の動きまでこのツールだけで分析できます。
⇒「Ptengine」はこちら(https://www.ptengine.jp/)
User Heat|月間30万PVまで無料
User Heatは、コストパフォーマンスに優れたツールです。
入力フォームに登録したいWebサイトURLを入力するだけの簡単登録。作業の手間がかからず、手軽に取り扱うことができることは、大きなメリットといえますね。
無料プランでも5種類のヒートマップを利用できるため、コストを抑えたい人におすすめできます。
⇒「User Heat」はこちら(https://userheat.com/)
まとめ:ヒートマップツールを選ぶポイントを解説!
最後に、ヒートマップツールを選ぶときのポイントをまとめます。
- 求める機能が入っているか
- データの保存期間や量はどのくらいか
ヒートマップを利用するにあたり、まずはどのようなデータを収集したいか考えます。欲しいデータを踏まえ、必要な機能を持ったツールを選びましょう。
また、分析できるデータ量やデータの保存期間もツールによって異なります。分析したいページ数や期間はどのくらいか、計画したうえでツールを選ぶことが大切です。
ヒートマップツールに関するご相談は、ノキボウ株式会社までお問い合わせください。