ウェブマスター向けガイドラインが
更新される可能性を考察![2022年2月]
目次
Google技術者の1人、ゲイリーイリェーシュ氏が2022年2月3日、ウェブマスター向けガイドラインの更新について示唆しました。
その内容がこちらです。
本記事では、Google担当者によるウェブマスター向けガイドラインの更新について考察します。
ぜひ、最後までご覧ください。
ウェブマスター向けガイドラインとは?変更が示唆されている理由も解説!
ウェブマスター向けガイドラインの内容は随時更新されていますが、今回は大きな改変となることが示唆されています。
まずは、ウェブマスター向けガイドラインの特徴から、詳しくみていきましょう。
ウェブマスター向けガイドラインとは?
ウェブマスター向けガイドラインとは、サイト作成やSEO対策の方向性など、世界規模のIT技術の発展に寄与するためにGoogleが主導で行っている指針をまとめたルールブックのこと。検索エンジン業界においてGoogleがトップシェアを誇ることから、企業だけでなく個人で活動するウェブマスターも遵守が求められるガイドラインです。
その目的は、Googleが掲げる「ユーザーファースト」の理念に則って情報を運用、管理すること。時代とともに、求められる内容が変化していくことから、適宜更新がなされていることが特徴です。
内容の変更が示唆されている理由は?
今回、ゲイリーイリェーシュ氏がウェブマスター向けガイドラインの更新を示唆する理由は、主に下記の2つが挙げられます。
- 初版リリースから15年以上も経過している
- 初版内容から肉付けされているため拡張性が低い
これらの内容は、 Search Off the Recordでも言及されており、ジョンミューラー氏やマーティンスプリット氏とも共有されている情報です。
結果的に、2022年度内にウェブマスター向けガイドラインの内容を更新したいという方向性でまとまっていますが、2022年2月現在においてその時期は未定です。
ウェブマスター向けガイドラインの内容は随時更新される!
ウェブマスター向けガイドラインの内容は、随時更新されています。
例えば、2014年10月27には、JavaScriptやCSSなどの動的な記述コードに対してブロックしないことが言及された結果、更新されました。
このような内容更新は15年以上の歴史のなかで、1~2年のペースで実施されており、今回は大幅な改正が求められています。
その他、下記のような特徴も挙げられます。
- 検索順位に大きく影響を及ぼす
- 情報管理における優位性を示唆している
- ウェブマスターによる情報対策のソース元
- IT技術のベースとなっている
つまり、ウェブマスター向けガイドラインは、近年においてIT産業の模範となっており各技術者のソース元となっているということです。
そのため、時代に合わせた内容の適宜更新は必至ともいえます。
まとめ:ウェブマスター向けガイドラインの更新情報を確認しよう!
今回は、Googleのウェブマスター向けガイドラインの更新について、担当者によって示唆されていることを考察してきました。
現状で更新することが決定ということではありませんが、将来的な刷新は必須とのことで言及されています。
ゲイリーイリェーシュ氏によると、更新時期が決定すれば、公式に発表するとのこと。です。発表され次第にまたお伝えしてまいります。