サイトリニューアルで見落としがちな
ドメイン・サーバーの確認ポイント

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サイトリニューアルで見落としがちなドメイン・サーバーの確認ポイント

いよいよサイトのリニューアル公開!
そんなタイミングで、思わぬところに落とし穴があることをご存知でしょうか。
リニューアルの現場でよく起きるトラブルの多くは、制作物の品質とは全く関係のない場所で発生しています。その代表格が、ドメインとサーバーにまつわる管理の問題です。

  • ドメインの契約名義は自社名義になっているか
  • ドメインの更新費用は自社のカードや口座から支払われているか
  • ドメイン管理画面の管理者権限を自社が持っているか
  • 旧サーバーの解約予告の時期(3ヶ月前など)を確認しているか
  • 前制作会社が保有している旧サイトのデータを回収する予定があるか
  • リニューアル公開後しばらくの間、旧サーバーを契約したままにする予定があるか

ドメインの確認ポイント3つ

ドメインはサイトの「住所」にあたるものです。ここの管理が曖昧なまま公開日を迎えると、どれだけ良いサイトを作っても世に出せない事態が起きます。

① 契約名義は自社になっているか

意外と多いのが、ドメインの名義が「前の制作会社」や「当時の担当者個人」になっているケースです。
WHOIS情報などで名義を確認し、自社名義になっていない場合は速やかに名義変更(譲渡)を依頼しましょう。制作会社名義のままにしておくと、その会社との関係が変わったときにドメインを取り戻せなくなるリスクがあります。 

② 更新費用の支払いルートはどこか

ドメインは一般的に1年ごとの更新制です。前の制作会社が立替払いしている場合、保守契約を解約したタイミングで支払いが止まり、気づかないうちにドメインが失効することがあります。
自社のカードや口座で支払われているか、またはそうなるよう移管を依頼しているかを確認しましょう。

③ 管理者権限を持っているか

リニューアル公開の当日、新しいサイトを表示させるためにはDNS設定の変更が必要です。「このドメインにアクセスしたとき、どのサーバーを表示するか」を書き換える作業で、管理者権限がないとこれができません。
閲覧権限しかない、あるいはログイン情報がわからないという場合は、管理者権限の付与かID・パスワードの開示を必ず依頼しておきましょう。「公開当日にログインできない」はリニューアルあるあるのトラブルです。

ドメインが失効すると何が起きるか

「ちょっと更新を忘れただけ」では済まないのがドメイン失効の怖いところです。起きうるリスクを整理しておきます。

サイトが表示されなくなる

サーバー契約が生きていても、ドメインが切れればサイトにアクセスできなくなります。訪問者にはエラー画面が表示され、信頼を大きく損ないます。

メールが全て止まる

Webサイトだけでなく、同じドメインで使っているメールアドレス(info@〇〇.co.jpなど)も一切使えなくなります。取引先からのメールが届かず、業務が完全にストップします。これが一番影響の大きいリスクといえます。

SEO評価がリセットされる

検索エンジンはドメインに評価を蓄積しています。失効すると、長年積み上げてきた検索順位やドメインの信頼性がリセットされる可能性があります。後から再取得できても、元の評価に戻る保証はありません。

第三者に取得される

失効から一定期間が過ぎると、そのドメインは世界中の誰でも取得できる状態になります。悪意のある第三者が取得した場合、同じURLで別のサイトを表示されたり、高額で買い取りを要求されたりすることがあります。一度手放すと取り戻すのは非常に困難です。

サーバーの確認ポイントとデータの引き継ぎ

旧サーバーの解約タイミングに注意する

リニューアルにより新しいサーバーへ移行する場合、旧サーバーとの契約は「新サイト公開後すぐに解約」するのではなく、1ヶ月程度は残しておくことを推奨しています。
理由は3つあります。

① 切り戻しのための保険として

公開後に重大な不具合が見つかった場合、旧サーバーが残っていれば一時的に元のサイトに戻すことができます。

② DNS浸透期間への対応

サーバーを切り替えてから世界中に情報が伝わるまで、最大72時間ほどかかります。この間に旧サーバーを消してしまうと、一部のユーザーにエラーが表示されることがあります。

③ メール受信漏れの防止

切り替えのタイミングで、メールが旧サーバーに届いてしまうことがまれにあります。しばらく旧サーバーを残しておくことで、取りこぼしを防げます。
また、旧サーバーの保守契約に「解約は3ヶ月前まで」といった縛りがある場合、新サイト公開後も旧サーバー代を払い続けることになります。契約内容は早めに確認しておきましょう。

旧サイトのデータは必ず回収する

サーバーを解約する前に、今のサイトのデータをバックアップとして回収しておきましょう。ソースコード・コンテンツデータ・お問い合わせ履歴などは、企業の正当な資産です。

まとめ:見えない部分を整えることがリニューアル成功の鍵

リニューアルは「見た目を新しくする」だけでなく、サイトの基盤ごと整え直す機会です。デザインやコンテンツに目が向きがちですが、ドメインとサーバーというインフラ部分を事前にしっかり整理しておくことが、当日のトラブルと公開後のリスクを最小限に抑える近道になります。

「うちは問題ないはず」と思っていても、名義や権限が曖昧なまま進んでしまっているケースは少なくありません。リニューアルのタイミングで一度立ち止まって確認しておくことを、強くおすすめします。

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