ホームページのデザインの違いについて、
見た目「意匠」と機能性「設計」を解説!
目次
ホームページのデザインを検討する場合、見た目のデザインである「意匠」と機能性を重視する「設計」の両面から考慮していかなければなりません。
本記事ではホームページのデザインをテーマに解説しています。意匠などの観点も含めた内容で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ホームページのデザインに関する2つの側面とは?
ホームページをユーザーが求めるデザインにするためには、次の2つを考慮しなければなりません。
- 見た目のデザインである意匠
- 機能的な設計
それでは、詳しくみていきましょう。
見た目のデザイン「意匠」
ホームページの見た目のデザインを意匠と呼ぶのは、一般的に物の形や色、模様などのデザインを意匠と呼んでいるからです。ただし、正確にいうと「見た目のデザイン=意匠」ではありません。
紙などにデザインしただけでは意匠ではなく単なるデザインですが、そのデザインが製品化されると意匠となります。そして、意匠となったデザインは、そのデザインを使ったコピー製品が作られないようにするために「意匠権」を獲得することができます。
ちなみに、意匠権とは製品や商品のデザインについて独占権を認める制度であり、特許庁に意匠登録出願し、必要な要件を満たしているかの審査をクリアすれば意匠登録することができます。
これまで、Webサイトのデザインには意匠権は認められていませんでした。しかし、人気のあるサイトや検索上位のサイトのデザインをコピーしたコピーサイトの乱立を防止する目的で、2020年4月1日から改正意匠権が施行されました。
機能的な設計
見た目のデザインである意匠に対し、設計とはホームページの機能のデザインのことです。簡単にいえば、「コンテンツをどのページにどのように配置するか」といったホームページのページやサイト構成、ワイヤーフレーム、サイトマップのことを指します。
設計のデザインがよくないと、ユーザーにとって分かりにくく、使い勝手の悪いWebサイトに仕上がってしまうでしょう。意匠とは違い、設計は人気のあるサイトや検索上位のサイトのデザインを参考にしても問題がないことが特徴です。
ホームページのデザインと「UI/UX」との関係性とは?
次に、ホームページのデザインに欠かせない「UI/UX」との関係性にもふれていきましょう。
「UI/UX」とは?
UIはユーザーインターフェース、そして、UXはユーザーエクスペリエンスの略です。
UIはパソコンやスマートフォンの外観デザインのことで、ユーザーの視覚に触れるすべての情報(デザイン)。一方でUXは、視覚に触れたすべての情報(デザイン)から、ユーザーが得た体験のことを指します。
「UI/UX」を意識すると機能性の高いホームページを構築できる?
「UI/UX」を意識することで、ユーザーにとって機能性の高いホームページを構築することができますが、そもそもユーザーのUXの質を高めるためには、UIの質を高めなければなりません。
「UI/UX」を意識して魅力のあるホームページにするためにも、利用するユーザーの気持ちを考え、閲覧しやすい意匠であるだけでなく、使いやすい設計も意識することが重要です。
まとめ:ホームページのデザイン設計が最重要!
ホームページのデザインというと、どうしても見た目のデザインである意匠を重要視してしまいますよね。
確かに意匠が悪いとホームページの評価は上がりません。しかし、ユーザーによって魅力的なホームページにするためには「UI/UX」を意識した設計でなければなりません。つまり、意匠と設計のどちらが欠けてもダメだということです。
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