リダイレクトエラーとは?
4つの原因と対処法について解説!
目次
予期せぬリダイレクトエラーで、困った経験を持つWebマスターもいることでしょう。
本記事では、リダイレクトエラーの原因や対処法について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
リダイレクトエラーとは?
リダイレクトエラーとは、Webサイトの訪問者を転送先URLにジャンプさせる設定でエラーが発生すること。Googleサーチコンソールの「ガバレッジ」でエラー表示されるため、目視で確認することができます。
リダイレクトエラーを確認したら、原因を追究し即座に対処しなければ、SEO対策に悪影響を及ぼします。
そもそも、リダイレクトには「301」「302」がありますが、それぞれに用途や目的が異なります。
詳細については、下記の記事で解説しています。
⇒301リダイレクトと302リダイレクトの違いは?用途や使い方について解説!
リダイレクトエラーを引き起こす原因と対処法を紹介!
リダイレクトエラーが発生する場合、システム上何かしらのトラブルが原因であるケースが考えられます。アクセス数やSEO対策などで悪影響を及ぼすため、すぐに対処しなければなりません。
ところで、リダイレクトエラーを引き起こす原因は、下記の4つです。
- ループ発生
- 冗長
- 最大超過
- 無効
それでは、具体的な内容と対処法について、詳しくみていきましょう。
原因①|リダイレクトループ
リダイレクトループとは、リダイレクトが永遠に繰り返される現象のこと。永久的に転送先にジャンプできず、リダイレクトプログラムが走り続けるため、エラーとして認識されてしまいます。
対処法
リダイレクトループによるエラーの対処法は、シンプルな転送構造を構築することです。多重にリダイレクト設定することはおすすめしません。
原因②|リダイレクトチェーンの冗長
リダイレクトチェーンが長すぎる場合も、エラーとして認識されてしまいます。また冗長な構造にしてしまうことで、無駄なリダイレクトを行っているケースもあり、エラー発生だけでなく直帰率向上の悪影響を及ぼす可能性があります。
対処法
リダイレクトチェーンの冗長を解消するための対処法は、多重構造ではなく、転送先をシンプルにすることです。無駄なリダイレクトをなくすよう、最大でも10回以内に改善する必要があります。
原因③|URLの最大超過
URLの最大文字数が超過している場合も、リダイレクトエラーを引き起こします。2,000文字を超えている可能性があるため、よく確認しましょう。
対処法
Googleの公式サイトでは、転送先のURLが、2,000文字以内を推奨しています。ちなみに、Internet Explorerでは2,083文字、sitemap.xml仕様では2,048文字以内が推奨されています。
原因④|URLの無効
転送先のURLが無効になっている場合も、リダイレクトエラーが発生する原因の1つです。URLの記述ミスやサーバーダウンなどが原因として挙げられます。
対処法
URLの無効でリダイレクトエラーが発生している場合は、記述のチェックおよびサーバーの稼働状況を確認しましょう。
まとめ:リダイレクトエラーを解消しよう!
今回は、リダイレクトエラーが発生した際の対処法とその原因について解説してきました。
用途に応じて設定すれば絶大なSEO効果を発揮するため、Webサイトの改善で用いられるケースも珍しくありません。
リダイレクトに関するご相談は、ぜひノキボウ株式会社までお問い合わせください。