黄金比とは?
デザインに取り入れるヒントも紹介!

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黄金比とは?デザインに取り入れるヒントも紹介!

「黄金比」という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。
黄金比は、数学や芸術、自然界などに広く見られる比率で、美しさや調和を象徴するものとして古くから使用されてきました。
しかし、具体的にはどのようなものなのか、どのようにデザインに取り入れればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、黄金比とは何か、具体的な活用方法、黄金比を取り入れるヒントなどを紹介していこうと思います!
ぜひ最後までご覧ください。

黄金比とは

黄金比とは「人間が最も美しいと感じる」といわれている比率で、数学的には「1:1 + √5 / 2」と表します。
分かりやすい比率で表すと「約1:1.618」「5:8」となり、なんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか?

こちらが黄金長方形と言われる形です。この黄金長方形から最大の正方形を除くと、残った長方形がまた黄金長方形の比率になっており、そこからまた最大の正方形を除くと、それも黄金比率となります。
実際に、この黄金長方形に基づくレイアウトとなっている絵画作品や雑誌の表紙などがよくあります。

また、黄金長方形にあるすべての正方形の列の、角の点を滑らかにつないでいくと、渦巻き状の螺旋を描くことができます。これが「黄金螺旋」です。

こちらの螺旋状の図形の方がよく知られているのではないでしょうか?
この黄金螺旋は、オウムガイの殻、ひまわりの種、台風などの雲の渦といった自然界の様々なところに存在しており、自然が作り出した造形美として知られています!

歴史的な建造物や美術品にも黄金比は用いられている

黄金比の歴史はとても古く、古代ギリシャまで遡ります。特に有名なのは、アテネのパルテノン神殿の設計に黄金比を用いたことです。
また、パリの凱旋門、ギリシア遺跡にもそれが用いられていることがわかっています。

さらに芸術の分野ではレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や「最後の晩餐」では、構図や人物の配置に黄金比が取りいられており、ミケランジェロの「ダビデ像」などにも使用されていました。

このように黄金比は古代ギリシャから現代に至るまで長年評価され続けており、人間の感覚にとって最も美しいと感じる象徴となっているのです。

身近にある黄金比

歴史的建造物や美術品以外にも、私たちの身の回りにも黄金比が用いられています。appleやGoogleのロゴも黄金比であることが知られていますね。
また、厳密には「黄金比」ではありませんが、クレジットカードは「黄金比」に近い比率で縦と横の長さが定められています。
トランプやタバコの箱もクレジットカードと同様、黄金比にかなり近い比率で作られているのです。

webとの関係性

これまで紹介してきたように、黄金比を使用することでレイアウトやコンテンツがよりバランス良く、調和の取れたものになることでしょう。
それでは具体的などのように黄金比を用いれば良いのでしょうか?

画像サイズは黄金比になっているか

画像のサイズをどうするか悩んだ時は、黄金比に合わせてトリミングをすると目をひくものになるでしょう。
美しく調和の取れた比率で掲載することで、よりその写真の良さが引き立つことと思います。

2カラムの比率を黄金比に設定

2カラムでデザインをするときは、そのピクセル数を黄金比で決定すると美しいレイアウトを組むことができるでしょう。
実際に、多くのWebサイトで黄金比のレイアウトが用いられています。黄金比だからこそ、見やすく、美しいといわれているのです。

まとめ

黄金比は古くから美術に、最近では大企業のロゴにも使用されています。その普遍的な美と調和から、様々なものに活用されているのです。
ぜひ黄金比を取り入れ、その効果を実感してみてください!

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