ページエクスペリエンスシグナルとは?
検索順位への影響や対策を解説!
目次
ページエクスペリエンスシグナルについて、詳しく知りたい方は必見。Googleは、2021年5月からページエクスペリエンスシグナルを導入する予定であることを発表しました。
しかし、2021年5月の導入は見送られ、2021年6月に時期が変更されました。
ページエクスペリエンスシグナルは、GoogleによるWebサイトの評価指標で、今後の検索結果に影響を与えると考えられています。
本記事では、ページエクスペリエンスシグナルについての説明や検索順位への影響について解説。また、対策方法も紹介しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
ページエクスペリエンスシグナルとは?意味を分かりやすく解説!
ページエクスペリエンスとは、ページを訪れたユーザーが情報以外に得る価値や体験のこと。例えば、読み込みの速いページや快適なサイト構成など、さまざまな要因があります。
そして、ページエクスペリエンスシグナルとは、ページエクスペリエンスを評価するための指標です。
3つのコアウェブバイタル
グーグルが発表した、ウェブページUXの重要指標にコアウェブバイタルという考えがあり、その3つの指標が今回のアップデートのキモとなる模様です。
・ページの読み込みパフォーマンス
LCP(Largest Contentful Paint)と呼ばれる指標があります。詳細は別記事で紹介していきます。
・インタラクティブ性
FID(First Input Delay)と呼ばれる指標があります。詳細は別記事で紹介していきます。
・視覚的安定性
CLS(Cumulative Layout Shift)と呼ばれる指標があります。詳細は別記事で紹介していきます。
他にも、ページエクスペリエンスシグナルに含まれる4つの指標についてみていきましょう。
含まれる4つの指標
ページエクスペリエンスシグナルには以下4つの指標も含まれます。
- セーフブラウジング
- HTTPSセキュリティ
- ポップアップ広告の少なさ
- モバイルフレンドリー
それぞれについて、順番にみていきましょう。
セーフブラウジング
セーフブラウジングは、ユーザーに不正なソフトウェアをインストールさせようとしたり、なりすましたりするWebサイトを事前に知らせる機能です。ユーザーにとって安全でないWebサイトは、セーフブラウジングの対象となります。
HTTPSセキュリティ
簡潔にいうと、サイトリンクは「http」よりも「https」の評価が上がります。その理由は、httpsがWebサイトを閲覧したユーザーの個人情報などを守ることができるため。httpsドメインを取得することで安全なWebサイトとみなされ、評価が上がります。
ポップアップ広告の少なさ
ポップアップ広告の多いWebサイトは評価が下がります。これは、わずらわしい広告がユーザーの利便性を下げるとされているため。ユーザーの快適性を考えない広告は、順位を下げる原因に繋がりますので注意しましょう。
モバイルフレンドリー
スマホ用に最適化されているページは評価が上がります。最適化されていないサイトはスマホユーザーにとって見にくく、快適性を損ねるでしょう。ページ内をスマホに最適化させることは必須といえます。
ページエクスペリエンスシグナルは検索順位にどう影響するのか?対策方法は?
ページエクスペリエンスシグナルが今後、どのように影響するかは未知数です。
また、ページエクスペリエンスに関する対策方法は、前述した「3つのコアウェブバイタル」と「含まれる4つの指標」について施策すること。
直接的な影響はなかったとしても、ページエクスペリエンスの高いWebサイトが主流になれば、将来的にもページエクスペリエンスが低いWebサイトの順位が相対的に下がる可能性もあります。
そもそも、検索エンジンのアップデートが施行されても、情報の質が優先されることは変わりありません。
検索結果に求められるのは、検索ユーザーが求める答えです。
とはいえ、ページエクスペリエンスが高くても、情報の質や権威性の低いWebサイトは評価されにくくなります。情報の質を高め、それを土台にページエクスペリエンスを高める工夫をしましょう。
まとめ:今後はページエクスペリエンスシグナルが重要なポイント!
今後のSEO対策では、ページエクスペリエンスシグナルが重要なカギを握ります。
Googleの動向を考察すると、2021年5月のページエクスペリエンスシグナル導入が発表される以前から、ページエクスペリエンスの低いWebサイトの評価を下げるようなアップデートを繰り返しています。
今後も、ページエクスペリエンスは重要視されるでしょう。ページエクスペリエンスシグナルについてさらに知りたい方は、ぜひノキボウ株式会社までお問い合わせください。