カノニカル(canonical)URLとは?
正規化が必要な理由など解説!
目次
カノニカル(canonical)は、URLの正規化で非常に重要な役割を果たすタグです。しっかりと理解できていなければ、的確なURLの正規化が行えません。
そもそも、URLの正規化はSEOとの関連も深く、検索上位を目指すためには非常に重要な要素の1つです。
本記事では、カノニカルをテーマに解説しています。また、URL正規化との関連性やSEOに効果的な活用方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
カノニカル(canonical)URLと正規化の関係性について解説!
そもそも、カノニカル(canonical)について詳しく知りたいですよね。また、なぜ検索上位を目指すためにURLの正規化が必要なのか、ということについても紹介します。
カノニカルとは?
カノニカルとは、「link rel=“canonical”」という正規のURLがどれなのかを検索エンジンに示すために用いるタグのことです。
Webサイト内に内容が類似しているページがあったり、重複しているURLが複数存在していたりした場合、一般的には301リダイレクトを用いることでURLの正規化ができます。
しかし、301リダイレクトを使用できないサーバーを使用している場合は、カノニカルURLを用いてURLの正規化を対策しなければなりません。
URLの正規化が必要な理由は?
Webサイト内に内容が類似しているページがあったり、重複しているURLが複数存在していたりした場合、Googleなどの検索エンジンから重複コンテンツと評価されてしまいます。
重複コンテンツはSEOにも悪影響を及ぼすため、発覚したらすぐに対策しなければなりません。具体的には、次の2点での影響が大きくみられます。
- SEO評価の分散
- ペナルティの対象となり検索順位の大幅な下落
企業や個人でサイトを運営しているWebマスターにとって、それだけは避けたいですよね。
URLの正規化によって、URLを統一することで改善できますので、カノニカル(canonical)タグなどを用いてすぐに対策しましょう。
カノニカル(canonical)URLの活用方法と注意点を紹介!
ここでは、カノニカル(canonical)タグの正しい使い方と注意点について、詳しく解説していきます。
カノニカル属性タグの記述方法
カノニカル(canonical)の記述で、ベースとなるのが下記のタグです。
<link rel=”canonical”>
このカノニカルタグを、ヘッダー内に記述しなければなりません。もう少し、掘り下げて記述すると、下記のようになります。
<head>
<link rel=”canonical” href= ”【正規化させたいページのURL】” />
</head>
記述する際の注意点とは?
まず、カノニカルタグを入れる箇所は、headタグ内であることに注意しましょう。ちなみに、bodyタグ内に記述しても機能しません。
また、タグの記述は絶対パスでの指定が基本です。そのため、カノニカルタグに含めるURLの記述は、下記のようなパスを設定してください。
「ドメイン名/フォルダ名/ファイル名」
その他、カノニカルタグを2つ以上設置してしまうと、Googleなどの検索エンジンからすべてのカノニカルURLを無視されてしまうため注意しましょう。
まとめ:重複ページに要注意!カノニカルによるURL正規化で対策しましょう!
一般的には、301リダイレクトを用いればURLの正規化ができます。しかし、301リダイレクトを使用できないサーバーを使用している場合は、カノニカルタグを用いてURLを正規化しなければなりません。
ただし、カノニカルタグを用いてのURL正規化は、301リダイレクトを使用するよりも複雑で難しいと感じる方もいることでしょう。カノニカルタグについてのご相談は、ぜひノキボウ株式会社までお問い合わせください。