インタースティシャル広告とは?
導入前に知ってほしい2つのことを紹介!
目次
あなたが、Webサイト運営で収益を得たいと思った場合「広告導入」をひとつの手段として考えると思います。収益を得られる広告は数種類あり、そのなかのひとつが「インタースティシャル広告」です。
本記事では、Webサイトの広告導入を考える方に向けてインタースティシャル広告とは何か、そして導入する際のメリットとデメリットについて解説しました。
ぜひ、最後までご覧ください。
インタースティシャル広告とは?メリットや単価について紹介!
インタースティシャル広告とは、Webサイトやモバイルアプリを閲覧した直後などにコンテンツの一部を隠したり覆ったりするようにして表示される広告のこと。
「広告を閉じる」や「ページをスキップする」などのリンクが表示され、そのリンクをクリックまたは一定時間経過しなければ目的のページが表示されない仕組みになっています。
以下で、インタースティシャル広告のメリットとその単価を解説します。
インタースティシャル広告のメリットは?
インタースティシャル広告は、画面全体やその一部を覆うという特徴からユーザーは必ず目にすることになります。ページの最前面に表示されるため、視認性がとても高くサイトの構造によってはクリック率が5%に達することもあるでしょう。
ちなみに、広告をメインコンテンツと一緒に表示する場合は広告表示用のスペースが必要ですが、インタースティシャル広告には表示用スペースは不要です。
インタースティシャル広告の単価は?
インタースティシャル広告は、クリック単価がとても高いとされています。
インタースティシャル広告に対応しているアドネットワークサービスの「nend」や「Google AdMob」のクリック単価は、およそ4~10円。低くても1円未満ということもあるようです。
このように、通常は1クリック数円が相場です。
参考:https://apps.jp.net/column/admob/
参考:https://www.affiliate-signal.com/2708.html
インタースティシャル広告のデメリットは?
とても高い収益が見込めるインタースティシャル広告ですが、表示の仕方によってはGoogleからマイナスの評価をされる場合があります。
インタースティシャル広告を導入する前に、下記の2つについて知っておいてください。
- SEOへの影響
- 将来収益を生まなくなる
それでは、詳しくみていきましょう。
SEOへの影響
Googleは、インタースティシャル広告がユーザビリティを損ねるものと考えています。
そのため、2017年よりインタースティシャル広告を表示するモバイルページでの評価を下げるアルゴリズムを導入しました。インタースティシャル広告を過度に表示するとそれだけで評価を下げられ、検索順位が下がってしまうのです。
もちろん、評価の下がらない方法もあるので以下のURLを参考にしてください。
参考:https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/08/helping-users-easily-access-content-on.html
収益を生まなくなる
2019年よりGoogle ChromeではBetter Ads Standardsに違反する広告がブロックされるようになりました。
過度なインタースティシャル広告の表示はこれに該当してしまう可能性があり、広告そのものが表示されなくなってしまうのです。
参考:https://blog.chromium.org/2019/01/building-better-world-wide-web.html
広告が表示されなければクリックされることもなくなり、当然ながら収益には繋がりません。
まとめ:インタースティシャル広告導入は要検討!
インタースティシャル広告のメリットとデメリットを解説しました。
視認性・クリック単価ともにとても高いインタースティシャル広告ですが、ユーザーがどう感じるかを重要視するSEOの観点からするとリスクも高いといえます。インタースティシャル広告の導入を考える際は、評価を下げられない運用方法を確認してから設定するようにしましょう。