ファセットナビゲーションとは?
SEOに効果的な理由と注意点を解説!
目次
通販サイトやブログなどでよく使われているファセットナビゲーション。ユーザーが便利に活用できることから、SEO 対策としても効果的です。
しかし、ファセットナビゲーションについて、何も知識がない状態で活用していればマイナスの結果を生んでしまうでしょう。
本記事では、ファセットナビゲーションとは何なのか?また、SEO にとってマイナスに働いてしまう要素について解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
ファセットナビゲーションとは検索条件を用意すること!
ファセットナビゲーションは、あまり馴染みがない言葉なので知らない方もいることでしょう。
ファセットナビゲーションとは、ユーザーが検索する予測キーワードをあらかじめ準備しておくこと。例えるなら、通販サイトでジャンル別にキーワードが並んでいますが、そのなかからキーワードを選択して自身の興味あるジャンルを選ぶ方もいることでしょう。
このように、キーワードを入力して検索するのではなく、キーワードやジャンルをサイト側が用意し、絞り込んでいけるような検索システムがファセットナビゲーションです。
ユーザーが便利に検索できるシステムなので、サイト評価もあがり SEO 対策としても効果的です。
[参考:以下はamazonのファセットナビゲーション]
[参考:以下はpixtaのファセットナビゲーション]
ファセットナビゲーションが SEO に不利に働く 3 要素とは?
ユーザーが便利に使えてサイトの評価があがり、SEO にも有利なるファセットナビゲーションですが、注意するポイントがあります。
むやみにファセットナビゲーションを設定すればよいということではありません。
ファセットナビゲーションがSEO に不利に働く、下記の 3 要素は理解することが大切です。
- 同じ内容のファセットナビゲーション
- 意味のないファセットナビゲーション
- ページ読み込みが遅くなるファセットナビゲーション
それぞれの、注意すべきポイントについて、詳しくみていきましょう。
同じ内容のファセットナビゲーション
ファセットナビゲーションでは、検索するキーワードを事前に準備する必要がありますが、似たようなキーワードやカテゴリを設定してしまうと意味がありません。
また、細かく分けすぎると、同じような内容のファセットナビゲーションになりやすいので、ユーザーの立場になり必要になるものだけを選びましょう。
似たようなものであれば、まとめて用意することもファセットナビゲーションを活用する重要なポイントです。
意味のないファセットナビゲーション
ユーザーが検索するキーワードを用意するのがファセットナビゲーション。サイト側が用意してユーザーに便利に使ってもらうのが目的なので、必要のないものを用意しても意味がありません。
どのようなキーワードやジャンルがユーザーにとって必要なのかを理解して、用意することがポイントです。
キーワードチェックツールを使い、どのようなキーワードが多く検索されているのか知ることも、よい対策方法といえます。
ページ読み込みが遅くなるファセットナビゲーション
ファセットナビゲーションは、多くのリンクを使います。
そして、リンク先ページの容量が大きければ、ページの読み込みが遅くなる原因に繋がりま す。有益な情報を発信するため、容量が大きくともユーザーに伝えたいこともあるでしょう。
しかし、SEO ではページの読み込み速度も重要な要素で、遅くなってしまえばサイトの評価が下がってしまいます。
まずはサイトを見てもらわなければ、検索すらしてもらえません。
むやみに容量の大きいリンクを設定するのではなく、読み込み速度のことも考えてバランスのよい、ファセットナビゲーションにしましょう。
まとめ:ファセットナビゲーションを上手に活用しよう!
今回は、ファセットナビゲーションについて解説してきました。
検索するユーザーが便利に使ってもらうためのファセットナビゲーション。上手く活用すれば、サイトの評価もあがり SEO にも効果的です。
しかし本記事で紹介したように、同じ内容や意味ないもの、読み込み速度のことも考えなければ最大限にファセットナビゲーションを活用することは難しいでしょう。
ポイントを抑えて、SEO 対策にもなるファセットナビゲーションを意識してください。
ファセットナビゲーションについてのご相談は、ぜひノキボウ株式会社までお問い合わせください。