【SEOの指標】EATとは?
YMYLとの違いと関係性について解説!
SEOの重要な指標であるEATとYMYLの違いについて、詳しく知りたい方は必見です。
Webコンテンツ作成や情報発信において重要な要素であるEATですが、SEO対策のもう1つの柱であるYMYLと何が違うのでしょうか。
本記事では、EATとYMYLとの違いや関連性について解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
EATとは?YMYLとの違いを解説
EATとYMYLはSEO対策において重要な要素ですが、その違いは主に「内容の信用性」と「コンテンツの重要性」です。
まずは、EATとは何なのか?詳しくみていきましょう。
EATとは?
EATとは、Webサイトの記事や内容がいかに信用できるものかどうかである指標。
- 「E」:Expertise(専門性)
- 「A」:Authoritativeness(権威性)
- 「T」:TrustWorthiness(信頼性)
そして、この3つの観点は、下表のように定義されています。
属性 | 概要 |
E:専門性 | コンテンツが多くの雑多な情報があるのではなく、具体的な専門性に特化している。 |
A:権威性 | そのテーマの専門家や有名企業などの公式な情報。「誰が発信しているか」を評価している。 |
T:信頼性 | ユーザーにとって、信頼できるかどうか。商品レビューを例にすると、実際に使用したレビューであるかどうかを評価する。 |
これらは、Googleの「検索品質評価ガイドライン」で明記されています。
この指標から逸れてしまったコンテンツは、検索エンジンの上位に表示されなくなってしまうため、コンテンツを作成する場合は意識しましょう。
EATとYMYLとの違いは?
YMYLとは、「Your Money or Your Life」のそれぞれの単語の頭文字です。
これは、Googleが提唱した検索エンジンの概念で「人々の幸福、健康、経済的安定、安全に影響を与える可能性のあるページ」を意味します。
EATとの違いは、EATはページそのものに対する評価、YMYLはページのカテゴリーについての品質評価であること。カテゴリーは下記の7つに分けられており、Webサイトを作成するときに質が非常に評価される大事な指標です。
YMYLについての詳細は、こちらの記事で解説しています。
EATとはYMYLとの違いについての関係性は?
EATとYMYLは、両者が深く関係しています。
YMYLとは、検索者の人生やお金に大変な影響を及ぼす可能性があることを書きましたが、このカテゴリーに入るコンテンツはEATの指標の面において非常にシビアに評価されます。
YMYLのコンテンツでEATを重視しない場合、検索エンジンの信頼性が大きく揺らいでしまうため、Googleとしても品質を保ちたいということを念頭に入れておきましょう。
まとめ:EATとYMYLの違いを理解しよう!
今回は、EATとYMYLの違いについて解説してきました。
EATとYMYLは、両者ともSEO対策における重要な要素。そして、EATとは専門性、権威性、信頼性の観点で信用性のあるコンテンツを作成する指標です。
一方、YMYLは「Your Money or Your Life」の頭文字で、人の人生に大きな影響を及ぼす可能性があるものについてでした。
EATやYMYLに関するご相談は、ぜひノキボウ株式会社までお問い合わせください。