Webフォントとは何か?SEOへの影響や
おすすめする3つの有料サービスを紹介!
目次
サイトのデザインを決めるポイントとしてWebフォントがありますが、選ぶ種類によって、サイトの印象が変わってきます。そのため、Webフォントは、サイトのデザイン性を高めるためには重要なツールの1つといえるでしょう。
本記事では、Webフォントとは何なのかというテーマで解説しています。また、SEO効果やおすすめの種類も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
Webフォントとは何か?SEOに与える影響は?
そもそもWebフォントとは何なのでしょうか。ここでは、特徴だけでなく、SEOに与える影響についても解説していきます。
Webフォントとは?
Webフォントとは、書体データがデバイスにインストールされたフォント(デバイスフォント)ではなく、書体データがサーバ上に置かれていたり、インターネット上で提供されていたりするフォントのことです。
そもそも、フォントとは画面表示や印刷時に利用する書体データのことですが、一般的には、次のような意味を持ちます。
- 同じサイズ・書体デザインの同じ活字の一揃い
- ある書体を表現するための、ひと揃いの活字
そのため、Webフォントは、同一の書体で文章を表現したい場合に、サイトデザインと組み合わせて使用されるケースが多くみられます。
SEOに与える影響は?
デバイスフォントは、その書体データがデバイスに入っていなければ使用できません。しかし、Webフォントならそのような心配がなく、インターネット環境があれば容易に使用することができます。
また、検索エンジンのクローラーにとってもWebフォントは読み取りやすいため、SEO的にみても効果があるといえるでしょう。
ただし、Webフォントを使ったページは、一般的にはローディング時間が長くなってしまいます。例えば、1つのページ内にさまざまなWebフォントを使用すると、ローディング時間に影響を与え、サイトの評価を下げてしまう可能性があるため注意しなければなりません。
Webフォントの選び方は?
複数のWebフォントを同時に使用することで、ページのローディング時間が長くなってしまい、SEO的にも逆効果です。そのため、Webフォントを使用する場合は、種類を1つに絞って活用するようにしましょう。
Webフォントの選び方は、ページの目的やイメージに合ったフォントを選ぶことがポイントです。長い文章には可読性の高い書体、短文で閲覧者の目に止まらせたい印象的な書体を選びましょう。
厳選!おすすめのWebフォント提供サービスを3つ紹介!
次に、Webフォントのなかでも、さまざまな目的やページに使用できるおすすめのWebフォントを紹介します。
モリサワフォント
「モリサワフォント」は、手動写植機や電算写植機のメーカーである株式会社モリサワが提供。多彩で魅力的なことから、印刷物やテレビのテロップなど、さまざまなシーンで活用されています。
「TypeSquare」というWebフォント配信サービスも提供しており、このサービスを利用すれば、モリサワフォントだけでなく、さまざまなフォントメーカーのフォントが利用できます。
Adobe Fonts
「Adobe Fonts」とは、追加料金なしで利用できるAdobeのフォントライブラリサービスです。Adobeは世界の優れたフォトメーカーと提携しているため、サービスを利用すればさまざまなフォントが制限を受けずに使用できます。
欧文も和文も充実していることや、商用利用の可不可がブラウザ上で分かることもAdobe Fontsをおすすめする理由です。
FONTPLUS(フォントプラス)
「築紫」系のフォントが魅力のフォントプラスです。「築紫」系とは、「筑紫明朝」や「筑紫ゴシック」等のフォントプラスが提供している独特な書体のフォントスタイルです。
筑紫明朝は、本格的な長文本文用明朝体として、明朝体とはどうあるべきかを最大限に考えた末に誕生しました。
文字を組んだとき、リズミカルな心地よい可読性を醸し出すことが特徴です。「筑紫アンティーク系」も個人的に大好きなフォントです。
まとめ:Webフォントを活用してサイトのデザイン性を向上させよう!
選ぶフォントの種類で、Webサイトの印象は大きく変わります。そのため、自身のサイトの目的やイメージに合ったWebフォントを活用して、サイトのデザイン性を向上させましょう。
ただし、使用するWebフォントや使い方を間違えることで、評価を下げてしまう危険性もあります。Webフォントについてのご相談は、ぜひノキボウ株式会社までお問い合わせください。