表現の幅が広がる！
「クロスと重なり」

今日はIllustratorに搭載されている機能「クロスと重なり」について紹介したいと思います。「オブジェクトや文字など、重なった部分がクロスしたように見せたい…」。そんな時に使える便利機能ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

クロスと重なりとは

「クロスと重なり」機能とは、部分的に互い違いの重なりを表現できる機能です。

この機能はオブジェクト同士はもちろん、テキスト・写真との重なりにも使用可能です。オブジェクトを重ねることで奥行きが表現でき、デザイン性を高めることができます。
イラストへの活用、タイトル周りの作成やロゴ作成の提案、写真と文字を組み合わせたビジュアルを作るシーンなど、いろいろな場面で大いに活躍します。

クロスと重なりの使い方

まずはクロスさせたいオブジェクトを用意します。今回は円で実践していきます。重ねた円2つを選択した状態で、「オブジェクトメニュー」→「クロスと重なり」→「作成」をクリック

すると、カーソルが自動的になげなわツールになるので、クロスさせたい部分を囲めばOK！たったこれだけで、作業完了です。

青とピンクの円を違い違いでクロスさせることができました！一度適用した「クロスと重なり」を変更・修正したい時は、「オブジェクトメニュー」→「クロスと重なり」→「編集」を選択することで再編集することが可能です。

文字同士で

嬉しいことに、この機能はテキストデータにも使用可能！しかも、アウトライン化する必要もなく、フォントを変更したいときもすぐにやり直せてとても便利。

調整しやすいので、いろいろなパターンで比較・検討したいときにとても助かります。

まとめ

アイデア次第でいろんな使い方ができ、しかも簡単に修正できるのがとてもありがたい機能！グラフィックやロゴのデザイン性を高めるのにもってこいだと思います。ぜひ使ってみてください。