カーニングのコツ!
4文字以上はこう考えよう!
今回もカーニングのコツについて紹介しようと思います。
前回のブログで、「カーニングは3文字から始めよう!」とお話ししました。
単語を3文字ずつ分解して、真ん中の文字を左右の文字の中心にくるように調整することで、全体のカーニングがしやすくなるためです。
しかし、単に前から順番に調整していけば良い、ということではありません。
4文字以上のカーニングについての考えをまとめていこうと思います。
4文字以上はこう考える!
複数グループに分割しよう
今回は「BREAK」をカーニングしていきます。
これを、「BRE」「REA」「EAK」の3つに分割します。そしてそれぞれの真ん中の文字が左右の文字の中心に見えるようにカーニングしていきます。3文字のカーニング方法は前回の記事を参考にしてください!
基準を見つけよう
文字はそれぞれ異なった形をしています。その組み合わせによって、これ以上詰められないもの、いくら詰めてもスペースが空いているように見えてしまうもの、様々あります。
これとは逆に、カーニングがしやすい組み合わせもあります。
他と比べて調整が難しい部分のスペースを基準として、他の部分をそれに合わせていく、というのがポイントです。
今回の「BREAK」は「A」の左右に空間が生まれやすいので、「EAK」を基準に考えていきます。
他の部分は「EAK」よりもさらに詰めることができますが、基準に合わせてゆったりさせるように意識して調整していきます。3語の調整方法は前回のブログに詳しく記載しています!
最後に3つのパーツを繋ぎ合わせて、スペースが空きすぎていないか、詰まりすぎていないか確認しましょう。こうすることで文字数の多い単語もある程度統一されたカーニングをすることが可能になります。
まとめ
このように単語を分解して丁寧にカーニングをしていくことが上達するコツだと思います。慣れるまでは丁寧に!場数を踏んで、カーニング技術を向上させましょう。
今後もカーニングに役立つ記事をアップしてきます!