カラーパレットやUIコンポーネントをAI生成
ColorMagicを使ってみた
目次
AI技術は近年、様々な分野で応用が進んでおり、デザインの世界でも色の組み合わせやWebサイトのパーツを自動で作ってくれるツールが注目されています。
それらは、Webデザイナーだけではなく、会議用の資料やイベントのフライヤーを作る機会のある方々にも、すごく便利なツールと言えます。
今回は、AIを使ってカラーパレット、グラデーション、UIコンポーネントなどを生成してくれるツール「ColorMagic」の日本語版が登場したので、そちらを紹介します!
デザインの専門知識がなくても、プロが作ったようなデザインが作れるのがColorMagicの魅力。
使い心地やColorMagicの魅力をたっぷりお伝えします!
ColorMagicとは?
このツールは、入力した言葉や画像から、本格的なカラーパレットを自動で作成してくれます。
さらに、作成したカラーパレットの色合いを細かく調整したり、グラデーションを作ったり、WebサイトのボタンなどのUI要素に色を適用した時の見え方を確認したりすることも可能です。
そして、これらの機能がすべて無料で利用できます。
ColorMagicの主な機能
カラーパレット生成
好みの色やテーマ、画像を入力するだけで、美しいカラーパレットを自動生成してくれます。
これは、春のカラーと指定して生成されたカラーパレットです。

ほんの数秒で、カラーパレットが生成されます。
スライダーで調整もでき、同じプロンプトで繰り返したり、文言を少し変えてみたりして、数パターン生成することも可能です。
PNG画像でダウンロード可能
生成したカラーは、PNGでダウンロードをすることができます。

背景のグラデーションの生成
このカラーを使用した、グラデーションも作成してくれます。

UIコンポーネント生成
「UI Examples」をクリックすると、カラーパレットを使用したUIコンポーネントも生成されます。
ボタンやカードをはじめ、テーブル、フォームなど、Webサイトやスマホアプリで使用するときのイメージがわかるように生成してくれます。

画像からカラーパレット生成
上部のナビゲーションの中の「画像からカラーパレットを生成」をクリックすれば、お好みの画像を指定して、その画像からカラーパレットを生成することができます。

画像をアップロードするか、サンプルから画像を選択します。
今回は、青空の下で黄色の花が咲いている画像を選択しました。
出来上がったカラーパレットがこちらです。

こちらもテキストから生成されたパレット同様、PNG画像、CSS、グラデーションが揃っています。
まとめ
デザイン初心者からプロのデザイナーまで、幅広いユーザーにとって非常に便利なツールであると感じました。
特に、カラーパレットやUIコンポーネントの作成に時間をかけたくない方や、デザインのインスピレーションを得たい方におすすめします。
AIがトレンドやデザインの原則に基づいて提案してくれるので、質の高いデザインが期待できますし、デザイン作業にかかる時間を大幅に削減することも期待できるかと思います!
無料で利用できるので、ぜひ一度試してみてください。