画像の足りない領域をAIが補完！
生成拡張機能を使ってみた

皆さんはPhotoshopの機能、「生成拡張」を使ったことがありますか？「生成拡張」はAIによる画像生成技術を利用した画像の足りない領域を補完してくれる大変便利な機能です。もう少し引きでこの写真を使いたい、もっと背景が映っている写真が欲しい、そんな時に役立つのがこの機能です。

今日はこの機能の使い方を紹介しようと思います。早速、実践してみましょう！

生成拡張を使ってみよう

今回はこちらの写真を使って実践してみようと思います。

まずは、Photoshopで切り抜きツールを選択します。写真に沿うようにフレームが出てくるので、それを拡張したい方向にドラックして、サイズを決めます。

今回は右側に大きくスペースを作ってみました。

次に、コンテキストタスクバーが現れるのでプロンプトには何も入れず「生成」をクリックします。

すると・・・

拡張した部分に花壇が生成されました！かなり馴染んでいて特に違和感は感じられません。一度に3パターン生成してくれるので、自分のイメージに近いものを選択できます。

プロンプトを入力してみよう

次に、生成拡張をする部分に生成機能を使って指示を出していこうと思います。

先ほどの写真で再度実践です。今度は、「拡張ツール」でフレームを伸ばした後、プロンプトに「池」と入力してみました。その結果、生成された画像がこちらです。

こちらは「自転車　子供　後ろ姿」とプロンプトに入力しました。

あっという間にここまでのものができてしまいました。ただ、思い通りのものを生成するには、AIに伝わる言葉を探り当てる必要性があるな、と感じました。今後の発展に期待です！

まとめ

まだまだ発展途上の技術とはいえ、かなり便利な機能であることが実感できました。もう少し引きの写真だったらよかったのに！と思ったとき、この機能を使って手軽に作れてしまうのはありがたいですよね。作業する手間と時間をAIに任せて、クリエイティブに思考を注げるのは質の向上につながりますね！ぜひ、みなさんも試してみてください。