ホームページの保守とは?
作業内容などをまとめて解説!
目次
「ホームページは公開したら終わり」
そう思っていませんか。実は、公開後にこそ地道な作業が必要になります。それが「保守」です。
普段あまり意識しない作業かもしれませんが、放置すると表示が崩れたり、最悪の場合サイトが見られなくなったりすることもあります。今回は、保守で何をしているのか、なぜ必要なのかを整理してみます。
1. そもそも「保守」って何をしているの?
ひとことで言うと、保守とは「サイトを安全に、正常に動き続けさせるための日々のお手入れ」です。デザインを作り込む「制作」とは違って、地味だけれど欠かせない作業です。
主な内容は、次の6つに分けられます。
ドメイン・サーバーの契約管理
ドメインは基本的に1年ごとの更新制です。更新を忘れると、最悪の場合そのドメインを他の誰かに取得されてしまうこともあります。サーバー契約も同様に、期限管理が必要です。
セキュリティ対策
サイトは常に不正アクセスやウイルスの脅威にさらされています。アクセス制限やセキュリティソフトの導入、定期的なチェックで、被害を未然に防ぎます。
トラブル対応
サーバーダウンや表示崩れなど、予期せぬ不具合が起きたときに原因を調べて直す作業です。対応が早いほど、訪問者への影響を小さくできます。
CMS・プラグインの更新
WordPressなどを使っている場合、システム本体や拡張機能を最新に保つ必要があります。放置すると、セキュリティの穴になったり、他の機能と干渉して不具合が出たりすることがあります。
バックアップ
万が一データが壊れたり消えたりしたときのために、定期的に控えを取っておきます。バックアップがあれば、いざというときに元の状態に戻せます。
コンテンツの更新
新着情報やブログの追加、古い情報の修正なども保守の一部です。情報が古いままだと、訪問者にもGoogleにも「動いていないサイト」と見なされやすくなります。
保守は「見た目」ではなく「土台」に関わる作業です。デザインがきれいでも、土台が弱いといつか大きなトラブルにつながります。
2. 放置するとどうなる?
「忙しくて後回しにしがち」なのが保守の難しいところです。でも、放置すると次のようなリスクにつながります。
| 放置した場合 | 起こりやすいこと |
|---|---|
| 表示速度やリンク切れの放置 | 訪問者の離脱、検索順位の低下 |
| セキュリティ対策の未実施 | 不正アクセス、情報漏えい |
| ドメイン・サーバーの更新忘れ | サイトの突然の閉鎖 |
特に怖いのは「気づいたときには手遅れ」というパターンです。表示崩れくらいなら気づけますが、セキュリティの脆弱性は見た目に出ないため、被害が出て初めて気づくケースも珍しくありません。
3. 自社対応と外部委託、どちらがいい?
保守は自社で行うことも、制作会社に任せることもできます。それぞれのメリットは次のとおりです。
自社対応が向いているケース
- コンテンツ更新など、日常的な作業が中心
- 社内にある程度のweb知識を持つ人がいる
- コストを抑えたい
外部委託が向いているケース
- セキュリティやトラブル対応など、専門知識が必要な作業が多い
- 緊急時にすぐ相談できる窓口がほしい
- 本業に集中したいので、保守の手間を減らしたい
多くの現場では、コンテンツ更新は自社、セキュリティやシステム周りは専門会社、という形で分担しているケースが多いようです。
「全部自分でやる」か「全部丸投げする」かの二択ではなく、作業内容ごとに分担を決めるのがおすすめです。
4. まずは自社サイトで確認したいこと
保守の全体像がわかったところで、まずは次の3点だけでもチェックしてみましょう。
- ドメインとサーバーの契約期限:いつ更新なのか把握できているか
- CMS・プラグインのバージョン:更新通知が放置されていないか
- 最新バックアップの有無:いつ取ったものが、どこにあるか
この3つが把握できていないと、いざというときに対応が遅れがちです。逆にここさえ押さえておけば、大きなトラブルはかなり防ぎやすくなります。
まとめ
ホームページの保守は、地味に見えて実はサイトの土台を支える重要な作業です。ドメインやサーバーの管理、セキュリティ対策、コンテンツ更新など、やるべきことは多岐にわたりますが、一度にすべてを完璧にする必要はありません。
まずは「ドメイン・サーバーの期限」「CMSの更新状況」「バックアップの有無」の3点から確認し、自社で対応できる部分と専門家に任せたい部分を切り分けていくと、無理なく進められます。
保守について不安な点や、自社の体制で足りているか判断がつかない場合は、専門会社に一度相談してみるのもひとつの方法です。