ティザー広告とは?
特徴やメリット・成功事例について解説!
目次
人はすぐに全貌が明らかにされず、断片的な情報を小出しされながら焦らされると、興味を惹いてしまうことが多いです。そうした心理を利用した広告といえば、ティザー広告。
ディザー広告は、マーケティングに活用するのに有効的な手段の1つです。
本記事では、ディザー広告の特徴やメリット、実際の成功事例について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ティザー広告とは?特徴とメリット・デメリットを解説!
ティザー広告は有効的な手段ではありますが、ティザー広告のマーケティングへの活用にはデメリットも存在しています。
ここでは、ティザー広告の活用にはどんなメリット・デメリットがあるのかを紹介します。
ティザー広告の特徴とは?
そもそも広告とは、企業・商品・サービスに関する情報をテレビや新聞、Webサイト、看板広告などの広告媒体を利用して世間に周知させること。一般的に、広告のターゲットユーザーには、下記のような内容を明らかにする手法をとります。
- 企業
- 商品
- サービスの名称
- 価格
- 魅力
- 見所
- 効果効能 など
しかし、ティザー広告では詳細な情報を明らかにせず、一部のみを意図的に隠匿します。それによって、広告を閲覧したユーザーのなかでは謎が生まれ、結果的に企業・商品・サービスに興味を持たせることができるということです。
ティザー広告のメリット・デメリットを紹介!
同じような商品・サービスがある場合、一般的な広告手法ではターゲットとしたユーザーの興味を惹くために、違いを伝えたり多くの情報を詰め込んだりする必要があります。しかし、それだとユーザーにとって理解しにくい広告となってしまいがち。
ティザー広告なら情報量が少ない分、簡潔で理解しやすい広告にできます。
さらに、類似した商品・サービスと異なる点をターゲットユーザーに印象付けることが可能。また、情報を小出しにすることでターゲットだけでなく、それ以外のユーザーでも好奇心・興味を持たせ、期待を膨らますことができます。
このように、大きな広告効果を得ることができるのもティザー広告のメリットといえるでしょう。
しかし、情報を小出しにしながらも好奇心・興味を持たせる広告を制作するのは容易ではありません。
もしも、期待を膨らませることができない広告の場合、広告効果がまったく得られない可能性もあります。このように、ユーザーの心理を掴めない場合の影響率の低下がティザー広告のデメリットといえます。
ティザー広告の成功事例を紹介!
ここでは、ディザー広告を活用した企業の成功事例を紹介します。今回紹介する成功事例は、下記の2社。
- 資生堂「BAUM」
- Apple「Macintosh」
それでは、詳しくみていきましょう。
資生堂「BAUM」
資生堂は、新しい化粧品レーベル「BAUM」の広告として公式サイトに商品についての情報は掲載せず、シンプルなキャッチコピーのみを掲載しました。
その後、Instagramで継続的に商品の情報を発信することでユーザーの興味を惹くことに成功しています。
Apple「Macintosh」
Appleはよくディザー広告を活用しています。代表的なものとして、初代のMacintoshをリリースする際にCMでディザー広告を行いました。
性能だけでなく外観も見せず、Macintoshがどのような製品であるかを伝えないCMによってMacintoshの名称を強く印象付けました。
まとめ:ティザー広告でユーザーを惹きつけよう!
ティザー広告は、一般的な広告では興味を惹くことが難しいユーザーでも広告効果を得ることができる一方で、作成するには高いスキルが求められます。
ディザー広告のマーケティングへの活用では、いかにユーザーの興味・好奇心を膨らますことができる広告を作ることができるのかが重要。ディザー広告に関するご相談は、ぜひノキボウ株式会社までお問い合わせください。