ディドロ効果とは?
揃えたくなる行動心理を解説!

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ディドロ効果とは?揃えたくなる行動心理について解説!

人は無意識に買い揃えるモノや属性を統一しようとしますが、これはディドロ効果によるものとされています。

本記事では、行動心理学でも言及されているディドロ効果について解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

ディドロ効果とは?その仕組みとマーケティング戦略について解説!

ディドロ効果によってマーケティング手法を確立すれば、絶大な訴求効果を生み出すとされています。

まずは、ディドロ効果の仕組みについて、詳しくみていきましょう。

 ディドロ効果の仕組みとは?

ディドロ効果の由来は、フランスの思想家「ドゥ二・ディドロ」が18世紀に出版したエッセイ「私の古いガウンを手放したことについての後悔」とされています。

これは生活するうえで何らかの理想的な価値観がもたらされた際に、新しい価値観に基づいてモノを統一しようとする心理のこと。例えば、周囲の環境において、色合いを統一したいと感じたり同じブランドを集めたりしたいと思ったりすることです。

 マーケティングにおけるディドロ効果とは?

ディドロ効果には、「統一させたい」という行動心理が働くことから、人の購買意欲を書き立てる効果が期待できます。

結果的にマーケティングに結びつき、価値を提供することへと繋がります。そして、売上や集客にも影響し、よい方向へと進むでしょう。

そもそも、なぜ人はディドロ効果のような心理が働くのでしょうか。

結論をいえば、一貫性の原理という心理作用が働くため。これは、人が持つ潜在意識のなかで「一貫性を保ちたい」という欲望から生まれる心理作用です。

ディドロ効果の事例3選

ディドロ効果による事例は、教育やエンターテインメントなどのさまざまな場面でみられます。

ここでは、その例として「教材」「ゲーム」などをテーマにしたディドロ効果の事例について解説しています。

それでは、詳しくみていきましょう。

 教材販売

ディドロ効果の代表的な例として、教材を販売する際のマーケティング戦略が挙げられます。

例えば、5冊で完結する教科書を販売するとして、そのうち2冊を無料配布。残りの3冊を有料化することで、ディドロ効果を生み出す戦略です。

シリーズ化された教科書で学びたいという人の行動心理を上手く利用した事例です。

 ゲームアプリ

ディドロ効果は、ゲームアプリでもよくみられます。

例えば、大人気キャラクターを期間限定で利用できるようにし、その他のキャラクターはガチャなどで獲得できるようにします。ゲームに熱中しやすい傾向を把握し、上手くマーケティング戦略として取り入れられた事例といえます。

 雑貨店

雑貨店でもディドロ効果を上手く利用していますが、その事例として「無印良品」が挙げられます。

例えば、無印良品は色をテーマとした商品を数多く揃えていますが、そのなかで「黒」「白」「黒/白」のように各色をテーマとした同一商品をリリースしています。

人が色で統一する行動心理を利用したマーケティング戦略といえます。

まとめ:ディドロ効果をマーケティングに活用しよう!

今回は、ディドロ効果の特徴や事例などについて解説してきました。

人が揃えたくなる心理を上手く活用すれば、あらゆるマーケティング戦略で応用が効くことでしょう。ぜひ、ディドロ効果による行動心理×マーケティングによって、売上や集客の向上に努めてみてはいかがでしょうか。

また、ディドロ効果以外にも、マーケティングに活かせるさまざまな行動心理戦略が存在します。詳細については、こちらをご確認ください。

マーケティングついてのご相談は、ぜひノキボウ株式会社までお問い合わせください。

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